匠の技

その他の実例

一乗谷朝倉氏遺跡唐門扉修理

工期:平成28年8月〜29年3月

施工者:(株)アート建設

建具修理業者:(有)ヨネクラ木工(福井県家具建具協同組合会員)

錺金物製作:(有)大谷金物模掾鋳造所

唐門の歴史

唐門は、朝倉義景の百回忌の営まれた寛文12年(1672年)にはすでに完成していたと思われる。その後、大正13年の東宮殿下行啓時に作製された写真帳には立派な唐門が金属板葺きで見られる。
昭和38年に唐門が全解体修理を受けている。平成4年、平成26年の修理を受け、平成28年に扉を修理している。

大正13年頃の唐門(「東宮殿下行啓記念写真帖」福井市率郷土歴史博物館蔵)

平成28年8月〜
29年3月の修理

完成(扉・潜り扉)

左扉

修理前

修理後

右扉

修理前

修理後

※手先饅頭金物は平成29年度取り付け

平成29年3月「一乗谷朝倉氏遺跡唐門扉修理について」
国橋克己氏/建築設計工合様より引用